こんにちは。10か月女の子の新米ママのRULUです。
タイトルにもある通り、私は離乳食が始まるまで、完全母乳育児で娘を育ててきました。完全母乳育児とはいえ、出産した直後から一切粉ミルクをあげなかったわけではなく、混合から徐々に完母に移行していった経緯があります。今回は私と同じように完母を目指しているママに、私がやってよかったこと、今になって思うことをシェアしていきたいと思います。
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完全母乳育児
母乳育児はWHOやユニセフ、厚生労働省でも積極的に勧められていて、ママの免疫をあげることができたり、乳幼児突然死症候群などのリスクを軽減できると言われています。しかし、出産直後から思うように母乳が出ず、ママの身体も疲労で頻回授乳の余裕がないのが現状だと思います。もちろん私も同じでした。
完全母乳栄養にしたかった理由
そんな私が完全母乳栄養にしたかった理由はただ一つ、母乳はあげたいけれど、混合栄養にして粉ミルクも毎回あげるのが大変だったからです。私の娘はあまり寝るのが好きでないようで、昼夜問わずよく起きて泣いていたと思います。混合育児は母乳の次に粉ミルクをあげるため、授乳時間が倍以上かかります。それに加えて寝かしつけや哺乳瓶の消毒などをしていると、時間はあっという間に過ぎ、また次の授乳時間になっている・・・ということがよくありました。
入院中と退院後の母乳の出方
入院中は全くと言っていいほど、母乳は出ていませんでした。私は帝王切開だったため、母乳の出始めが遅いと助産師さんからは言われていましたが、おっぱいが張る感覚がほとんどなく、ようやく張ってきたのは退院の前日でした。母乳が出ないため、娘は泣いて嫌がり、おまけに乳首は切れて激痛で、地獄の入院生活だったのが今でも忘れられません(笑)
それでも退院後もめげずに混合を続け、産後2週間後のフォローアップでは、ようやく20ミリほど飲めているようでした。しかし、寝不足とホルモンバランスの乱れ、そして実家の母からの圧力(笑)でうつ状態になりました。このままでは私の身が持たないと命の危険を感じたため、寝不足を回避すべく完母に移行しようと決意を固めました。
完全母乳育児を目指してやった3つのこと
私もどうやったら赤ちゃんに負担をかけず、完母に移行できるのか検索魔になりました。ここでは私に効果があった3つのことを紹介します。
休む!!!
これはよく聞く話ですね。私もよく言われていましたが、そのたびに心の中で「休む時間がないよ!」とキレてました(笑)でもできるだけ休んでほしいのです。赤ちゃんが寝ている間はママもなるべく寝ましょう。赤ちゃんの相手を誰かがしてくれるのであれば、その環境に甘えましょう。YouTubeやインスタを見ていないで、少しでも目を閉じましょう。私のおすすめは、赤ちゃんが機嫌がいいときは一緒に横になってゴロゴロすること!小さな休憩だとしても、やらないよりは休まります。1分でも1秒でもいいので、長く休みが取れるように労わってあげてください。
おっぱいマッサージを受ける
地域によっては助産院等で、おっぱいマッサージを受けることができます。家の近くにないか探してみてください。おっぱいマッサージを受けることによって、乳腺が開いて母乳の出がよくなります。乳腺の数は母乳の量に直結するそうです。また、助産師さんはママの育児や身体の悩みを聞いてくれます。私も実家の母の愚痴など聞いてもらいました(笑)心がスッと軽くなりますよ。私は自宅近くの桶谷式の助産院に通いました。桶谷式といえば、宗教染みたりスパルタなイメージがありますが、全くそんなことはなく、ママの気持ちに寄り添ってくれる助産師さんでした。場所や助産師さんにもよると思いますが、ぜひプロの力を借りましょう。
搾乳をする
通っていた助産院で教えてもらい、一番効果を感じたのが搾乳です。やり方はいたってシンプルで、授乳後に搾乳をするだけです。哺乳量が増えたと体が勘違いして、母乳を多く作るそうです。助産師さんにはできれば毎回、そして手絞りがいいと言われていましたが、授乳や寝かしつけを終えてから、そのような余裕はなかったので、時間に余裕のある時や、旦那さんが早めに帰宅して母乳の後のミルクをあげてくれている間に、せっせと搾乳機を使っていました。
平均して一日4~5回の搾乳を続けていると、はじめは10分で20ミリほどしか採れなかった母乳が、一週間後には40ミリ、一番多いときでは80ミリとれるようになりました。もちろん授乳した後の搾乳なので、トータルで考えると、もっと出ていると思います(;´∀`)
ちなみに私が使っていた搾乳機はこちらです。
この搾乳機は、音も比較的静かで、吸引の強さも6段階に調節できます。有名な母乳実感の哺乳瓶と乳首もついているので、搾乳した母乳を飲ませたいときにもピッタリです。
採れた母乳は、フリージングパックに入れて冷凍保存し、ミルクの代わりに飲ませていました。前回の授乳時間からあまり時間が空かずにお腹がすいてしまったときにも、母乳なので飲ませることができます。もちろん赤ちゃんに搾乳を飲ませないのであれば、保存せずに捨ててしまってもOKです。面倒な搾乳機の洗浄や消毒も必要ありません。
おすすめのフリージングパックはこちら!
搾乳を入れる口と、哺乳瓶に移し替える口が分かれていて清潔です。80ミリのほかにも、40ミリや160ミリがありますが、授乳後にとれる量として80ミリがおすすめです☆
完全母乳育児へ移行成功!今思うこと・・・
休養と搾乳を意識したことで、完母移行を決意してから2か月弱、気づけば母乳のみで一日過ごせるようになりました。粉ミルクは、はじめは60~80ミリを毎回あげていましたが、40ミリに減らしてみたり、毎回ミルクを足すのではなく午前中は母乳のみにしたり、娘の機嫌と様子を見ながら試行錯誤で減らしていきました。娘の機嫌が悪いときや、疲れて寝たいときは躊躇なくミルクを足しました。娘も私も無理することは避け、ゆるゆると移行していったのがよかったのだと思います。
完母にしてよかったこと
完母になってよかったことは2つあります。
一つ目は、ミルクを準備する手間がなくなったことです。ミルクは作ってあげるだけでなく、哺乳瓶の洗浄・消毒など面倒なことも多いです。外出するときには哺乳瓶と熱湯を持参しなければいけないし、温度も注意しなければいけないなど、気を遣う点も増えます。その点、母乳はママがいればすぐにあげられるので、特に外出した時は助かりました。
二つ目は、寝かしつけを兼ねることができることです。おっぱいを飲んでいると赤ちゃんがウトウト寝てしまうことがよくあります。混合でミルクをあげていた時と比べると、ママのぬくもりを感じるからか、授乳で寝てくれることが増えました。授乳と睡眠は切り離すべきと考えているママもいるようですが、私は一秒でも長く休んでいたかったので、寝てくれるとホッとできました。
完母になって困ったこと
いい面もあれば悪い面もあります。ざっと以下の通りです。
・外出時授乳場所やお出かけの服装を考える必要がある
・人に預けられない
・授乳間隔が全くあかない
特に授乳間隔については、今でも夜は3時間おきに起きて授乳をしています。飲んだらそのまま寝てくれるので、15分ほどで済みますが、夜中何回も起きるのは辛いですよね。離乳食の進みも悪いので、卒乳はいつになることやら(;´・ω・)
まとめ
母乳が全くでなかった私が完母にするためには、休養・プロの力・搾乳がポイントでした。完母へのさらなる近道はパートナーや家族の助けが必要です。我が家も旦那さんの助けがなければ、母乳は諦めていたかもしれません。
母乳育児はいいことも悪いこともあります。大切なのは、ママの健康と赤ちゃんの成長です。育児に悩んでいること自体が、赤ちゃんのことを想っている証拠だと思うので、無理せず、お互いが幸せになれる選択をしてほしいなと思います。
私の経験談は以上になります。このほかにも完母移行に役立つ情報があればコメントで教えてください!
最後までご覧いただきありがとうございます。また次の記事でお会いしましょう。
では。